宮木英至の器 (みやきえいじ)

作家の宮木さんと初めてお会いしたのは2018年の1月。デニム生地のような深みのあるインディゴと、晴れた空のように明るいナイルブルー。2つに青い器を見て、もう夏が待ち遠しいと感じました。宮木さんは岐阜の多治見市で、型を使った鋳込みという技法で作陶されています。主に量産する際に分業で行われることが多い技法ですが、すべての行程をご自身の工房で行うことで、新しい表現や可能性を追求されています。食材とのコントラストをたのしめる美しい色、デザインは、いつもどおりの料理でも、盛り付けるだけで美しく仕上がります。