世界に愛される民窯、小鹿田焼の器。

小鹿田焼は、飛び鉋、刷毛目、櫛描き、打ち掛け、流しなどの技法で知られています。国の重要文化財保持団体の認定をうけるほか「世界一流の民窯」に選ばれる美しい日用の器です。大分県日田市にある小鹿田焼の里は、これまで幾度となく「素晴らしいところだよ」と聞き、「いつかは。」と思っていた場所。先日、民陶祭に合わせて行ってきました 。
民陶祭2015のレポートはこちらから

小鹿田焼



器の旅!小鹿田焼の里、民陶祭2015へ行ってきました。

民藝のふるさと、大分県日田市にある小鹿田の里へ。これまで幾度となく「素晴らしいところだよ」と聞き、「いつかは。」と思っていた場所。ちょうど民陶祭りが開催されていた先週末、思い切って訪れることができました。

福岡博多に前泊して、(←夜中3時のとんこつラーメンをずっしりと下腹に蓄え) 翌朝、レンタカーで大分県日田市へ出発。ドライブには絶好のいいお天気! 窓の外がどんどんのどかになっていきます。そしていつしか、山道へ突入!


林道を抜けたところで皿山トンネル発見!この手前が里の入り口、いよいよです。



到着。空気はシンと冷たく、時間は静止しているかのような山里。 太陽が照ると緑、花、土など里がパッと色づき、雲に隠れたらそっと静まる。そのシンプルな美しさは、300年にわたるまっすぐな里の営みを象徴しているようです。




ギギー、、、ゴトン。のんびりと陶土をつく唐臼(からうす)。

音が聞けます。黒木隆窯の唐臼です。

駐車場から、山を下るように中心部へ向かっていきます。 まず目に入ってきたのが「唐臼」。清流の力を利用して、竿と杵と臼で陶土を砕きます。 川の流れにまかせて一定に定まることのないこの音は、日本の音風景100選のひとつに選ばれています。 迫力がすごいので、裏側にまわって近づいてみるのがおすすめです。



両手に器を抱えて10軒の窯元をめぐる民陶祭。

年に一度の祭事ということで、窯元が並ぶ通りはとても賑やか。 わたしたちも5袋ほどを両手にぶら下げて、窯から窯へと渡り歩く。2、3往復してもたいした距離ではないので、納得いくまで見て回れるのがとても贅沢でした。



あふれる作家性。窯元それぞれの器がある。

小鹿田焼の里には10軒の窯元が並んでいます。山手から坂本義孝窯、坂本正美窯、黒木隆窯、黒木史人窯、黒木富雄窯、柳瀬晴夫窯、柳瀬朝夫窯、坂本工窯、坂本一雄窯、小袋定雄窯。 「黒木」、「柳瀬」、「坂本」、この3家は、約300年前にこの里を開窯したとされる家系。この3家態勢が今も続いているのです。ひとつだけ異なる姓の「小袋」も、元は黒木家からの分家なのだそうです。 そしてもうひとつ、驚いたのがそれぞれの窯ごとに、器の作風がまったく違ったことでした。


坂本正美窯は、あのバーナードリーチが滞在した窯元です。

黒木隆窯では長男の隆さんが若くして亡くなり、今は先代の黒木力さんが復帰してひとりで作陶されているそう。小鹿田焼の長老。力強い器の数々に惹きつけられました。


「小鹿田焼」の代表技法として、飛びかんな、刷毛目、櫛描、打ち掛け、流しなどがあります。 これら300年余り前の築窯当時の技法を、一子相伝で継承してきたのが小鹿田焼の特徴。また10窯でという共同のブランドを掲げ、器の裏に作家の名前を刻むことも、個人で個展をひらくこともなく、小鹿田焼の器を創りつづけてきたと聞きます。それだけにひとつひとつ窯元の作家性が濃く、同じ姓の窯でも異なる印象の器を作っていることに驚きました。手に持ったときの重さや、厚み、模様、受ける印象がまったく違う。この小さな里で手を取り合い、切磋琢磨し、されてきたのか「小鹿田焼」の奥深さに改めて感服する思いでした。



里中に息づく、作陶の現場。



里の中央部にある大きな登り窯は、5つの窯元で使用している共同窯。 また庭先には手作業で生地を精製する作業場と、天日干しの途中の陶土が並んでいました。 細かく精製された見た目にもその滑らかが伝わります。これからろくろで挽いてで成形されていく赤土を背景に、ピンク色に咲くコスモスが、とても華やかに映りました。




畑、民家、蕎麦屋、酒屋もあります。

里の中には、陶芸の風景と暮らしの風景が隣り合うように存在していました。 ふと思い出したのは、今年の夏訪れた岐阜の世界文化遺産「五箇山」。 仕事と暮らしに境目がなく、村の暮らしが文化となって成熟している。 小さな里ですが、見所はたくさん。次は何もないふつうの日に、ふらっと訪れたいなぁ。 きっとまた、帰ってきます。





少しですが、買い付けて来た器もどうぞ。

ギフトラッピング

配送情報

  • 送料500円
  • 新規会員登録500ポイント
  • 飲食店のみなさまへ
  • 家ごちレシピ
  • global shopping site
  • Facebook
インスタグラム更新中です
翌日配送全国一律送料500円 問い合わせ。 食器にもこだわる飲食店のみなさまへ threetone glocal site カラーミーショップ大賞 ARTIST BRAND
  • hasami porcelain
  • common
  • ONE KILN
  • 長谷園
  • やちむん工房 田村窯
  • やまばれ陶房
  • 4th-market
  • 中村 恵子
  • 照井 壮
  • YUI TABLE WARE
  • FUQUGI
  • 小野田 郁子
  • 石黒剛一郎
  • 片瀬 和弘
  • Birth Design
  • SATURDAY MARKET
  • mushimegane books
  • Pint!
  • 後藤 竜太
  • 岡田 晶子
  • 有賀 環
CATEGORY
  • 鉢・ボウル
  • 飯椀
  • 丼
  • 皿・プレート
  • マグ・コップ
  • ポット・急須
  • ガラス
  • 木の器
  • 曲げわっぱ
  • コーヒーツール
  • 耐熱食器
  • カトラリー
  • 土鍋
  • エプロン
  • ランチョンコースター
  • 照明
  • Othres
PRICE
  • ”結婚祝い”
  • 引っ越し祝い
  • 誕生日ギフト
  • “内祝い”ギフト
  • 男性に贈る
  • 女性に贈る
PRICE
  • 〜999円
  • 1,000円〜2,999円
  • 3,000円〜5,999円
  • 6,000円〜9,999円
  • 10,000円〜
LOCATION