傷ついても、これくらいは平気。
違和感があっても、受け入れる。
誰かに褒められる人になり、
いつも機嫌よくいなければ。
若い頃、そんな風に感情をおさえないと
社会では生きていけないのだと思っていました。
でも大人になってみると
唯一と思われたそんな処世術も選択肢のひとつ。
指先の手触り、味の余韻、
匂いの流れ、景色の質感、
自分自身で丁寧に世界を感じてみたら、
とても彩り豊かで、一瞬一瞬が
愛おしいものに変わりました。
心に宿る愛や情熱を探り、
周囲と静かに調和し、
悲しみや挫折も、味わいつくせるしなやかさを培う。
そんな風に生きていけたら
私も家族も周りの人も幸せかもしれない。
そんな想いを込めて、創立したブランドです。
いつか多くの人の心を潤せるものになりますように。
threetone 店主 松永千晶 2024.3.20