フランスの古い技法、パートドヴェールのガラスプレート。いくつもの色が重なり奥行きのあるブルーです。
フランス語でガラスの練り粉を意味するパートドヴェールは、鋳型を使い、ガラスの粉を鋳型に詰め込み型ごと焼成する技法で曇りガラスの様な質感と細かな気泡がいくつも入るのが特徴です。アンティークのような雰囲気もあります。陶芸の型は一個の型で劣化するまで100回以上繰り返し使えるそうですが、ガラスの型は一つ作る為に一個。型ごと焼成するため、一回で壊れてしまうため、まぼろしの技法とも言われている貴重な作品です。