陶器市で出合った、瀬戸焼の器

秋のはじまりに、愛知県瀬戸市で開催された「せともの祭」へ行ってきました。瀬戸焼は、平安時代から続く六古窯のひとつで、高度成長期にはいわゆる「せともの」と呼ばれる日用食器の産地として栄えました。昭和初期にはじまった「せともの祭」は、駅前から国道に沿って器の露店がずらりと並びます。地元の小・中学校も出品していたりするので、しみじみ窯業の街だなぁと感心しながら散策。たくさんの器の中から一期一会を探して、暮らしのアクセントになりそうな器を選んできました。こうしてみると新進気鋭の作家ものから、大量生産のお手頃な器まで揃いました。この混ぜこぜな感じも瀬戸焼の魅力かなと思います。みなさまにとっても素敵な一期一会となりますように。（店主より）