10月 エレガントなお茶菓子 「茶菓工房たろう」のひとくちきんつば

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小さい頃から、ケーキよりも、大福やぜんざいのほうが好き。
当時、おばあちゃんみたいな味の好みやなあ、とよく言われたものでした。

大人になって、大福のあずき、もなかの小豆、かき氷のあずきから、
しるこサンドのあずきまで!
いろいろと形態変化するあずきの奥深さに目覚めたのです。

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ただきんつばといえば、あずき界でもあまりスター性のないお菓子。
(あくまでも個人的見解です!)
でもたまに偶然出合うと、なんだかテンションがあがる!
そんな地元の友達的な存在。
こちら、たろうのきんつばは、
10年後に出会ったら、お金持ちと結婚していて、
上品で美人度がUPしていた友人との再会を思わせてくれるような味(妄想)。

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kintsuba04日持ちは30日。なのに、こんなにフレッシュな小豆感! 生命力溢れる力強い能登大納言だからこそ! 

その秘密は、ふっくらとしたつやめくあずき。
まるで雪のようにはかなげな薄衣で包まれ、エレガントさをアピール。
ほぼ小豆本来の甘みのみ、という控えめな甘さは、紅茶ともよく合う。
小豆は能登大納言を使用しているそうで、ちょっと調べてみると、
全国に数ある大納言小豆の中でも、
粒の大きさと宝石のような鮮やかな赤い色が特徴だそう。
さらに炊いた時にふっくらとするうえ、皮が柔らかくなり、
食べても皮が口に残らないそう。参考HP

kintsuba06和紙の箱に金沢水引を結んだ、美しい佇まいのパッケージは、祝い菓子にも使える! 6個入りは1,520円(税抜き)。

確かに! あずきの口溶けがよく、さらりと食べられる。
ひとくちサイズだから、ちょっと小腹がすいたとき用に持ち歩いてもOK。
でも、せっかくだから、ゆっくりできる時間がある午後に、
お気に入りのお茶を入れて、エレガントな小豆の味を堪能してみては?

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「茶菓工房たろう」 http://www.sakakobo-taro.com/

エディターカワバタヒサコ
某女性誌の編集をしています。おいしいものとお酒さえあれば、だいたい満足。最近のヒット肉は、10月末にオープンするらしい『羊香味坊』がイベント出店していたときに出していたラム肉プレート。ラムカツ的なものは、噛めば噛むほど、味が出てくるジューシーなⅠ品でした。

つかったもの

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