こんにちは。
店主の松永です。
今日、最寄りの駅前にもある「カルディコーヒーファーム」の
カルディの語源をはじめて知りました。
（コーヒー語辞典という本をパラパラめくっていると、一番最初に登場しました。）

カルディは、カルディくんのことであり、
世界ではじめてコーヒーを見つけたとされるエチオピアの少年でした。
山羊飼い少年「カルディ」くんの飼っていた山羊の１頭が、
コーヒーの実を食べてしまったところ、興奮して眠れなくなってしまい、
心配したカルディーくんは牧師さんに相談。
２人でコーヒーの実を食べてみよう！ということになり、
スープにしたり、団子にしたり、そのまま食べたりしてみたところ、
元気が出たので、
「これは秘薬だ！」ということで、
イスラム教徒の間でひろまったのだそうです。

私は今日、秘薬を３杯も飲んでしまったのだな、
とちょっと感慨深い思いに耽りました。

さておき。よくお客さんから質問いただくのが、
「ドリッパーは円錐　or 台形どちらがおすすめですか？」というご質問です。

普段は、
「あまり家でハンドドリップをされないのであれば、
安定して抽出できるので台形がおすすめです。」
とお答えしております。

台形は、小さな穴が１つ空いています。

一方KONO式と呼ばれる円錐は穴が大きい分、
細口ケトルで湯量を調節しながらゆっくりドリップしないと、
コーヒーが薄く出てしまうことがあるので、そのようにお答えしています。

ですが、正直いいますと私自身、
はじめて見たとき、円錐に一目惚れしました。
円錐型のペーパーフィルターがあまり売ってないとか、
細口ケトルを持ってないとか、一切考えず迷わず手が伸びました。
それからONE KILNさんのことを知り、
コーヒーをおいしく淹れる方法を勉強して、ケトルやサーバーなど道具を揃えました。

ですので、そのような選び方もきっと満足いただけると思います。

また、ASHカラーにつきましては釉薬の個体差があります。
サビのような模様があまりないものと、
写真のようにしっかり出ているもの。
好みをお伝えいただければ、在庫の中からお選びしますので、
お気軽にリクエストください！

とっておきの話。
もう少し先になりますが、
イエローのドリッパーが、１年越しに入荷できそうです！
またご報告させていただきますね。